機械部品加工のみから、設計・製作の出来るメーカーへの成長を目指しての 悪戦苦闘についての日記
by  日  高  製  作  所          
 
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ha-02.jpg
 1軸小型定量フィーダー  Ha−02型         サイズ  367mm(横)×134mm(幅)×211mm(高さ)   
ホッパーの容量 : 約 1.4L      重量 : 約 9Kg  
動画を見たい方はこちらをクリックして下さい。

2008年08月22日

Uドリルの勧め

 まいど

 いままで、動画を載せると重くなるのでためらっていましたが、この手を使えば簡単に載せる事がわかりましたので、これからじゃんじゃん使っていく事にしました。

 NC旋盤加工にて穴加工をするときUドリルを使うと時間を短縮する事が出来ます。φ200のFC材にφ39のUドリル加工をしたときの映像がありましたので、載せておきます。アッと言う間に入って行きますので興味のある方は、再生して参考になればと思います。





 回転は1000回転 送りはF0.06 
 主軸のロードメーターは13パーセント程度でした。

 便利なのはわかっているけど、初期投資が高いのがネックですよね。
 買ってしまえば、チップ交換のみで、研ぐ必要がないのがいいです。


でわでわ
posted by 職人小僧 at 09:40| Comment(0) | TrackBack(0) | NC旋盤 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月19日

きわどいあぶない加工

 NC旋盤の加工で、うちの仕事と中で最大級の大きさの仕事が入ってきたので、記事にしました。



 材料は、SCM435 調質材 外形212.*246. です。
旋盤に加えるのもひと苦労です。なにせ、比重7.85で計算すると約68Kgとなります。(計算間違ってたら、ごめんね。)
1素材.JPG

 持つ事は出来てもチャックに取り付けは出来ません。クレーンを使用しないと腰を痛めてしまいます。



端面加工.JPG

端面を一発引いてから、ノーズR0.4で、外形をV200m F0.2 片肉1.97mm で加工します。 この荒引き加工だけで、40分かかります。

工程1.JPG

写真にも写っていますが、切粉もパラパラ欠けて、掃除もしやすくなります。
ここで使っているチップでないと、このようにうまくはいきません。
その上、2個 交換なしで加工できました。 すごいチップだ!!!私のお気に入りのチップです。





 ひっくりかえして、D39.のUドリルで穴あけをします。
この状態で、S1,000回転ぐらいまであげるので、恐ろしいです。
深さは、120mmまで入れます。 キン玉ちじみあがりますよ。

D39.ドリル.JPG



そして、反対側も穴あけをして、突き出し190mmで、片肉2mmのV200mF0.2で、内径加工

突き出し190.JPG
ボーリングバーの突き出しは、190mmです。

 うちの10インチのチャックではちょっとあぶないを通り越して、恐ろしい事をやっています。
 これ以上大きいのは、考えちゃいますね!!
posted by 職人小僧 at 00:42| Comment(4) | TrackBack(0) | NC旋盤 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月26日

NC旋盤を選ぶ時の注意点

 HASSの旋盤に付いてのコメントの書き込みがありましたので、私の意見としてNC旋盤を買う時の選択の条件を挙げようと思います。
 あくまでも私個人の意見ですので、メーカーの考えを考慮しておりません。
 失礼な事を書き込んでいるかもしれませんが、あくまでも個人的な意見ですので、メーカーの方々を傷つけるような事がありましたら、悪意はありませんので、ご容赦願います。

 旋盤には、鋳物ベッドタイプの機械とリニアガイド駆動の機械があります。マシニングも同じで、3軸ベッドと、XY軸はリニアガイドでZ軸はベッド、3軸リニアガイドとさまざまです。 今回は主にNC旋盤についての意見です。

 私の会社では、マザックと大隈豊和のNC旋盤を所有しております。それを使って感じられる意見と考えて下さい。
 
 大隈豊和のNC旋盤は、ベッドタイプの機械です。

 長所は、(うちのマザックと比べて)
   工具寿命が長い
   工具磨耗の入力回数も少ない
   切削切り粉による熱変位も少ない。
   断続切削でも安定している (SUS316Lの溶断でもOK)
   6角材の加工も安定している
   0.5mmや1.mmなどの溝入れ加工をすると工具寿命は2倍から3倍もつ
 短所は、(うちのマザックと比べて)
   プログラム作成の時間がかかる



 マザックのNC旋盤は、リニアガイド駆動の機械です。

 長所は、(うちの大隈豊和と比べて)
   単品の加工に向いている
   最初の1個を加工するまでの時間は、1/2から1/3で出来る。
   プログラムの加工変更が容易である
 短所は、(うちの大隈豊和と比べて)
   溝入れ工具寿命が短い
   工具磨耗の入力回数も多い
   切削切り粉による熱変位も大きい
   断続切削をするとロードメーターが大きい値になる (SUS316Lの溶断不可)
   6角材の加工をすると工具寿命が短い
   0.5mmや1.mmなどの溝入れ加工をすると工具寿命が短い
   突っ切り時のX軸ロードメーターが大きくなる

   などなどである。

 
 私のNC旋盤を買う時の意見としましては、まず自社にて加工するものが、数物か単品かで、買う機械を選択します。
 
 マザックの機械は単品から100ぐらいの仕事に向いています。
 それは、プログラムを組む時間を短縮してくれる対話型の制御装置が最大の武器になるからです。 500や1000ぐらいには向いてないとは言いませんが、長時間運転させた時の機械の精度だけを取って見ると、熱変位などは大きくあまり良いとは言えません。

 大隈豊和の機械はプログラムを作るのには時間がかかり、単品ではとてもあいません。しかし、2.0mmの溝入れバイトだけで、3.0mmのアルミのパイプ材を朝から夜まで、外形の切削と突っ切りをした事がありましたが、加工が始まってから1時間までに0.01熱変異を起こしましたが、あとは夜まで入力なしでした。その仕事を4日間そのバイトのみで、3000個加工できました。

 単品に向いているといわれるNC旋盤は、対話型の制御装置が付いていますが、その種類はいくつかありますが、工程別の対話型は、マザックと大隈と聞いています。キャプス2についてはあまり知りませんので省きました。
 OSPとマザトロールの大きな違いは工具チップの2番の食い込みまで計算してくれるのはマザトロールと聞いています。大隈豊和のNC旋盤にはOSPは乗せないと聞いています。
 機械精度が良くても、制御装置がいまいちですと、単品には向かなくなります。

 作る仕事が決まっていれば、迷わず量産仕様の機械の方が良いと思います。量産ですと設備投資を低く抑えたくなりますから、バー材仕様ですと中村留のような機械は安く丈夫で、私はほしい機械の一つです。
 HASSの機械などは、安いのが魅力の一つですので、安いといえば高松や滝沢などがありますが、滝沢などは、買う商社の違いで、すぐに50万ぐらい違うので注意が必要です。この会社は、買ってくれるユーザーより間に入っている商社を第一に考えているようなので、このような事になります。私は、はっきりこの会社の人間にそのような事を言われました。



 機械を購入する時は、ます商社にカタログを請求するのではなく、メーカーにカタログを請求してください。

  なぜなら、自分がほしいメーカーの機械を買う時に、かならず商社が間に入ってくるからです。直接ほしいメーカーから機械を買えるならベストですが、私のような小さい会社や町工場などには絶対と言っていいほど機械商社が間に入ります。これは、長年の工作機械界の慣わしで、今も既得権を持っている商社が力を持っているからです。
 ですから、間に入っているのが1社なら旋盤で50万、マシニングで100万円ぐらい乗せられて請求に反映されます。
 仲間内の町工場でその話が出ると、間に入っているのは1社と考えているところが多いですが、実は、最低でも2社以上入っているのです。工作機械メーカーは、直接取引きしているのは大手の機械商社(ヤマゼン ユワサ ジーネット など)で、その下に町の機械商社が張り付いています。そこから買うのですから、どんどん高くなります。聞くところによると、都心では2件から3件ですが、地方の田舎ですと、小さい工具屋から、その卸先、町の機械商社、大手の機械商社などなどを経由して、間に5社入った事もあったとの事。
 機械メーカの営業いわく ”高いはずだよ!” だけど誰もこの中から抜けるとは言わなかったと言う事です。1社50万とは行かなくてもそれなりのお金が落ちるからとの事です。

 町工場にとって、先行投資の機械設備は命がけと言っていいはずなのに、意外とその事よりも付き合いが長いから、だれだれの紹介だからなどの理由で、機械の中身もそこそこに、中には機械の仕様もあまりわからないまま買うと言う町工場の社長が案外多いので驚きます。本業の機械よりも、自分が乗る車のオップションの方が詳しかったりします。
 
 あくまでも先行投資は低くして、リターンは大きく取りたいと考えるのがベストと思います。機械を安く買うには、

  1  メーカーの営業を呼んで、機械の内容を説明してもらう。
  2  実際に使っている会社や現場を見せてもらって、機械の仕様を確実に決める。
  3  その機械がどのような仕様で、いくらでは購入しているかの情報をかき集める。
  4  自分で値踏みをして、メーカーの営業に希望を出し交渉する。
  5  機械商社を紹介してもらう。

のがベストです。
 メーカーの営業は ”どこから買っても同じです。” と、 ”最初に、どこの商社から買うか教えてくれ! 決めてくれ。” などとかしか言わないです。
 それは、金額を提示できないからです。機械を買う条件が違えば同じな訳ありません。だから、私は、大田区などの公的資金を先に用意して、検収後は、現金にして払います。
 このような条件なら、相手も自分の商品を売りたいし、希望をかなえようとします。

 あなたが、もし金額で、折り合いが付かないときには、メーカーから紹介してもらった商社の人なら、機械メーカーから圧力をかけてもらう事ができますが、商社からメーカーを紹介されるとなるとその商社は、あなたの会社をメーカーに紹介した事になりますので、自分の会社の営業費を含め利益を確保しますから、それ以上の値引きをしない事になります。
 ですから、メーカーから商社にあなたの会社を紹介したとなると、濡れ手にあわですから、営業活動費は最低となりメーカーの言いなりとは言いませんが、かなり協力してくれることでしょう。
 
 そのためにはメーカーの営業とは展示会などで、友達となり仲良くしておくべきです。そうすれば、お互い気持ちも通じることも多く、情報など協力してくれます。
 あくまでも、加工屋にとって、機械は一代ばくちです。じっくり考えましょう。

 
posted by 職人小僧 at 16:54| Comment(3) | TrackBack(1) | NC旋盤 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月21日

Vプーリー38度の削り出し

 外径 218. * L82. 仕上がりのS45C の外径に 38度のV溝加工の仕事がありました。
 V溝をVMMG160404にて、削り出したときの加工写真を載せてみました。

Vプーリー完成.jpg
  V溝の仕上り




まずは素材の写真です。   工程 1

素材.jpg
 素材 S45C 外形 230.* L 87.



工程 2  粗引き 1
Vプーリー粗引 1.jpg
 TNNG160404 60度のチップで、+0.2ぐらいまで粗引き


工程 3  粗引き 2
Vプーリー粗引 2.jpg
 GRV 丸駒バイトによる、+0.2ぐらいまで粗引き


工程 4  Vプーリー加工中
Vプーリー加工中.jpg
 VMMG160404  35度のチップで、仕上げ 
 S45C 外形 218.* L 84.


こんな感じで、仕上げました。
posted by 職人小僧 at 15:00| Comment(1) | TrackBack(0) | NC旋盤 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする